精油(エッセンシャルオイル)について
2009年 11月 14日
精油は高温多湿を嫌うので 温度変化の激しいところや 直射日光のあたるようなところには置かないでください。
一般的に1年から2年の間に使い切るようにします。柑橘系の精油は酸化しやすいので半年ぐらいの間に使い切るよるのが理想です。
精油は引火性がありますので 火のそばには置かないこと、また子供やペットの届かないところに保管してください。揮発性が高いので使用後はしっかり 蓋を閉め 立てて保管しましょう。
精油の蓋を開けると 1滴ずつ出るような中蓋がついています。よく見ると中蓋に小さな空気穴が開いているのでそれを上にして静かに傾けます。すると 1滴ずつ 出てきます。この1滴が0.05mlになるように作られています。
精油は原則的には 直接肌につけないようにします。必ず薄めて使います。
薄める基材として ホホバオイルのような植物油、無水エタノール、またはジェルやクリームを使います。
安全な濃度は1~3%とされています。初めての方は薄めの濃度でなさってください。
また アレルギー反応を示すこともあるのでバッチテストをしましょう。
バッチテストは使用する濃度に希釈したものを 腕の内側に1、2滴つけて20~30分様子を見ます。
アレルギー反応が出る場合は20分ぐらいで 赤くなったり 腫れたり かゆくなたり 発疹がでたりします。そうした場合はすぐに水で洗い流してください。
それでも 症状が治まらない場合は ホホバオイルのような植物オイルを塗って 油に精油を吸収させてからティッシュでふき取ってください。このような反応がでた場合は その精油が合わないということなので使用しないようにします。
また 柑橘系の精油(ベルガモット、オレンジ、レモン、グレープフルーツなど)は 塗布後 直射日光に当たると色素沈着を起こすことがあるので こういった精油を塗布したときは4~5時間 日光にあたらないようにしましょう。